空き家の買取は業者選びで決まる!メリットと注意点を徹底解説

親から相続した実家が空き家になり、管理の負担や固定資産税に頭を悩ませていませんか。遠方に住んでいて手入れもままならず、この先どうすれば良いのか途方に暮れている方も多いでしょう。放置すればリスクが増えるばかりで、不安な日々を過ごされているかもしれません。

この記事では、そんな空き家問題をスピーディーに解決できる「買取」という方法を徹底解説します。仲介との違いから、メリット・注意点、信頼できる優良な買取業者の選び方まで詳しくご紹介します。最後まで読めば、あなたの空き家に関する悩みが解消され、最善の選択ができるようになるはずです。

目次

放置は危険!空き家を所有し続けるリスク

誰も住んでいない空き家をそのままにしておくのは、実は非常に危険な行為です。建物の老朽化が進むだけでなく、税金の負担が増えたり、予期せぬトラブルに巻き込まれたりする可能性があります。問題が大きくなる前に、何らかの対策を講じることが重要です。

空き家を所有し続けることには、金銭的にも精神的にも大きなデメリットが伴います。放置することで資産価値が下がり続けるだけでなく、近隣住民との関係悪化や法的な責任問題に発展するケースも少なくありません。まずは、その具体的なリスクを正しく理解しておきましょう。

特定空き家に指定されると固定資産税が増える

管理が不適切な空き家は、自治体から「特定空家等」に指定される恐れがあります。特定空家に指定されると、これまで適用されていた住宅用地の特例から除外されてしまいます。これにより、土地にかかる固定資産税が大幅に増額されることになるのです。

具体的には、固定資産税の優遇措置が受けられなくなり、税額が最大で6倍に跳ね上がる可能性があります。これは所有者にとって非常に大きな経済的負担となります。空き家を放置するだけで、毎年支払う税金が何十万円も増えてしまうかもしれないのです。

倒壊や火災など近隣トラブルの原因になる

老朽化した空き家は、台風や地震などの自然災害によって倒壊する危険性が高まります。もし倒壊して隣家を破損させたり、通行人に怪我をさせたりすれば、所有者として損害賠償責任を問われることになります。多額の賠償金を請求されるケースも考えられます。

また、人の出入りがない建物は放火のターゲットにされやすく、火災のリスクも無視できません。万が一火災が発生し、近隣に燃え広がってしまった場合の責任は重大です。空き家の管理不行き届きが、取り返しのつかない事態を引き起こす原因となり得るのです。

不法投棄や犯罪の温床になる可能性もある

人の気配がない空き家は、残念ながら不法投棄の格好の的になってしまいます。粗大ゴミや家電製品などを勝手に捨てられ、その処分費用はすべて所有者の負担となります。景観の悪化はもちろん、害虫や悪臭が発生し、近隣からの苦情にもつながります。

さらに深刻なのは、犯罪に利用されるケースです。不審者の侵入や住み着き、薬物の取引場所など、犯罪の温床となる危険性があります。地域の治安を悪化させる原因にもなりかねず、所有者として社会的な責任を問われることにもなりかねません。

空き家の売却は買取と仲介どっちがいい?

空き家を手放す主な方法には、「買取」と「仲介」の2種類があります。買取は不動産業者が直接物件を買い取る方法、仲介は不動産業者に買主を探してもらう方法です。どちらが良いかは、あなたの状況や何を優先したいかによって大きく異なります。

それぞれのメリット・デメリットを正しく理解し、自分の希望に合った売却方法を選ぶことが重要です。早く現金化したいのか、少しでも高く売りたいのか、まずはご自身の考えを整理してみましょう。ここでは、両者の違いを分かりやすく比較解説します。

項目 買取 仲介
売却スピード 早い(数日~1ヶ月程度) 時間がかかる(3ヶ月~1年以上)
売却価格 市場価格の5~8割程度 市場価格に近い価格
仲介手数料 不要 必要(売却価格×3%+6万円+消費税)
契約不適合責任 免責されることが多い 原則、負う必要がある
手間・労力 少ない(現状のまま売れる) 多い(内覧対応・リフォーム等)

早く確実に現金化したいなら買取がおすすめ

とにかく早く空き家問題を解決したい、すぐに現金が必要という方には買取が最適です。買取は不動産業者が直接の買主となるため、買主を探すための販売活動が必要ありません。そのため、査定から売買契約、決済までの期間が非常に短いのが特徴です。

仲介のように、いつ売れるか分からないという不確実性がなく、提示された査定額に納得すれば、すぐに売却手続きを進めることができます。資金計画が立てやすく、空き家の維持管理費や固定資産税の負担からいち早く解放されたい場合に適した方法と言えるでしょう。

高く売りたいなら仲介も選択肢のひとつ

売却を急いでおらず、できるだけ高い価格で売りたいと考えているなら、仲介も選択肢になります。仲介は市場の相場に近い価格で売り出すため、買取よりも高値で売却できる可能性があります。特に、立地が良かったり、建物の状態が良かったりする物件に向いています。

ただし、買い手が見つかるまでに3ヶ月から半年、場合によっては1年以上かかることも珍しくありません。その間の管理費や税金はかかり続けますし、必ず売れるという保証もありません。時間的な余裕と、売れ残るリスクを許容できる方向けの方法です。

残置物があってもそのまま売れるのが買取

買取の大きなメリットの一つが、室内に家具や家電などの残置物があっても、そのままの状態で買い取ってもらえる点です。相続した実家には、前の住人の家財道具が大量に残されているケースも少なくありません。これらを自分で片付けるのは、時間も費用もかかり大変です。

買取業者なら、残置物の処分費用も含んだ価格で買い取ってくれるため、あなたは何もする必要がありません。遠方に住んでいて片付けに行くのが難しい方や、手間をかけずに早く手放したい方にとって、これは非常に魅力的なメリットと言えるでしょう。

空き家買取のメリットと知っておくべき注意点

空き家買取には、スピーディーな現金化や手間がかからない点など、多くのメリットがあります。特に、問題を抱えた空き家をスムーズに手放したい方にとっては、非常に有効な解決策となるでしょう。まずは、買取ならではの利点をしっかりと把握しておきましょう。

しかし、メリットばかりに目を向けていると後悔につながる可能性もあります。買取価格が市場価格より低くなる傾向があるなど、事前に知っておくべき注意点も存在します。メリットと注意点の両方を理解した上で、自分にとって最適な選択かを判断することが大切です。

メリット1:短期間でスピーディーに売却できる

買取の最大のメリットは、その売却スピードです。仲介のように購入希望者を探す必要がなく、不動産業者との直接取引になるため、話がまとまるのが非常に早いです。査定を依頼してから、最短で数日から1週間程度で現金化できるケースもあります。

すぐにまとまった資金が必要な場合や、空き家の維持管理から一刻も早く解放されたいと考えている方にとって、このスピード感は大きな魅力です。売却活動が長期化するストレスもなく、精神的な負担も軽減されるでしょう。

メリット2:仲介手数料が不要で費用が明確

不動産を仲介で売却する場合、売却価格に応じた仲介手数料を不動産会社に支払う必要があります。例えば3,000万円で売れた場合、100万円近い手数料がかかることもあります。しかし、買取の場合は不動産会社が直接の買主となるため、この仲介手数料が一切かかりません。

余計な費用がかからないため、手元に残る金額が計算しやすく、資金計画を立てやすいというメリットがあります。売却にかかる諸費用をできるだけ抑えたい方にとって、仲介手数料が不要な点は大きな利点と言えるでしょう。

メリット3:契約不適合責任が免責される安心感

個人間で不動産を売買する場合、売主は売却後に見つかった建物の欠陥(雨漏りやシロアリなど)に対して責任を負う「契約不適合責任」があります。しかし、買主が不動産業者である買取の場合、この責任を免除する特約を付けるのが一般的です。

これにより、売却後に万が一問題が発覚しても、修繕費用などを請求される心配がありません。古い空き家の場合、自分でも気づいていない不具合が隠れている可能性もあるため、後々のトラブルを避けられるこのメリットは非常に大きいと言えます。

注意点:仲介より売却価格が低くなる傾向

買取を利用する上で最も注意すべき点は、売却価格が仲介に比べて低くなる傾向があることです。買取業者は、買い取った物件にリフォームやリノベーションを施して再販することで利益を得ます。そのため、その費用や利益分を差し引いた価格で買い取ることになります。

一般的に、買取価格は仲介で売れる市場価格の5割から8割程度が相場とされています。スピードや手間の削減といったメリットと、価格が安くなるというデメリットを天秤にかけ、どちらを優先するかを慎重に判断する必要があります。

後悔しない空き家買取業者の選び方5つの秘訣

空き家買取を成功させるためには、どの業者に依頼するかが最も重要です。優良な業者に依頼すればスムーズに、そして納得のいく価格で売却できますが、悪質な業者に捕まるとトラブルの原因になりかねません。業者選びは慎重に行う必要があります。

ここでは、後悔しないための買取業者選びの秘訣を5つご紹介します。査定額の高さだけで判断せず、会社の信頼性や担当者の対応など、総合的に見極めることが大切です。以下のポイントを参考にして、あなたにとって最高のパートナーを見つけてください。

  • 空き家など訳あり物件の買取実績は豊富か
  • 口コミや評判が悪くないかを確認しよう
  • 査定額の根拠を明確に説明してくれるか
  • 担当者の対応が丁寧で信頼できるか見極める
  • 全国対応か地域密着型かを確認する

空き家など訳あり物件の買取実績は豊富か

一口に不動産会社と言っても、得意な分野は様々です。空き家の買取を依頼するなら、やはり空き家や古い戸建て、再建築不可物件といった、いわゆる「訳あり物件」の買取実績が豊富な専門業者を選ぶべきです。実績が多いほど、多くのノウハウを蓄積しています。

専門業者であれば、一般の不動産会社が敬遠するような物件でも、価値を見出して適正な価格で買い取ってくれる可能性が高まります。公式サイトで過去の買取事例などを確認し、その会社の実績をチェックしましょう。

口コミや評判が悪くないかを確認しよう

実際にその業者を利用した人の声は、非常に参考になります。インターネットで「会社名 口コミ」や「会社名 評判」などと検索して、利用者のレビューを確認してみましょう。良い口コミだけでなく、悪い口コミにも目を通すことが大切です。

特に、対応の悪さや査定後の強引な営業、説明不足といった内容の悪い口コミが多い業者は避けるべきです。もちろん、すべての口コミが正しいとは限りませんが、複数の情報を比較することで、その会社の全体的な評価が見えてきます。

査定額の根拠を明確に説明してくれるか

複数の業者から査定を取ると、その金額には差が出ます。ここで重要なのは、なぜその査定額になったのか、その根拠をきちんと説明してくれるかどうかです。ただ高い金額を提示するだけでなく、プラス査定の点、マイナス査定の点を具体的に示してくれる業者は信頼できます。

例えば、「周辺の取引事例と比較して」「建物のこの部分の修繕費を見込んで」といった具体的な説明があるかを確認しましょう。説明が曖昧だったり、質問に誠実に答えてくれなかったりする業者は注意が必要です。

担当者の対応が丁寧で信頼できるか見極める

不動産の売却は、大きなお金が動く重要な取引です。その手続きを任せる担当者が信頼できる人物かどうかは、非常に重要なポイントになります。あなたの不安や疑問に寄り添い、専門用語を使わずに分かりやすく説明してくれる担当者を選びましょう。

連絡がスムーズか、言葉遣いは丁寧か、メリットだけでなくデメリットも正直に伝えてくれるかなど、コミュニケーションを取る中で、その人柄や誠実さを見極めることが大切です。少しでも「合わないな」と感じたら、別の業者を検討する勇気も必要です。

全国対応か地域密着型かを確認する

買取業者には、全国どこでも対応してくれる大手業者と、特定のエリアに特化した地域密着型の業者がいます。売りたい空き家が自分の住まいから遠い場所にある場合は、全国対応の業者が便利です。オンラインや郵送での手続きに対応してくれる会社も多くあります。

一方で、その地域の特性や相場に精通している地域密着型の業者の方が、より高く買い取ってくれるケースもあります。ご自身の状況に合わせて、どちらのタイプの業者が適しているかを検討してみましょう。

口コミで評判の空き家買取業者を紹介

世の中には数多くの空き家買取業者が存在するため、どこに相談すれば良いか迷ってしまいますよね。業者選びで失敗しないためには、やはり実績があり、多くの人から評価されている信頼できる会社を選ぶことが基本です。安心して任せられる業者を見つけましょう。

ここでは、インターネット上の口コミでも評判が良く、空き家買取の実績が豊富な業者をいくつかピックアップしてご紹介します。それぞれの業者の特徴を比較し、ご自身の物件や状況に最も合いそうな業者を見つけるための参考にしてください。

全国対応で実績豊富なカチタス

株式会社カチタスは、中古住宅の買取再販事業で業界トップクラスの実績を誇る会社です。全国に店舗網を持ち、どんな地域の空き家にも対応できるのが大きな強みです。長年培ってきたノウハウで、物件の価値を的確に評価してくれます。

買い取った住宅を丁寧にリフォームし、再生住宅として販売する事業モデルが特徴です。大手ならではの安心感と、豊富な買取実績に裏打ちされた信頼性を求める方におすすめの業者と言えるでしょう。

訳あり物件に強いアルバリンク

株式会社AlbaLink(アルバリンク)は、再建築不可物件や共有持分、事故物件といった、いわゆる「訳あり物件」を専門に買い取っている業者です。他の不動産会社で断られてしまったような、売却が難しい空き家でも積極的に相談に乗ってくれます。

法律の専門家とも連携し、権利関係が複雑な物件でもスムーズに解決へと導いてくれる対応力が魅力です。他社で買取を断られて諦めかけている方は、一度相談してみる価値があるでしょう。

メディア実績もある空き家買取隊

空き家買取隊は、その名の通り空き家の買取に特化した専門チームです。テレビや雑誌などのメディアで紹介された実績も多く、その知名度と信頼性は高いと言えます。空き家に関するあらゆる悩みに、専門的な知見からアドバイスをしてくれます。

特に、相続が絡む複雑な案件や、残置物が大量にある家の買取を得意としています。無料査定の対応も迅速で、利用者からの満足度も高いと評判です。怪しい業者ではないかと不安な方でも、メディア実績があれば安心できるかもしれません。

自治体との連携も行う専門業者

業者の中には、特定の会社名だけでなく、自治体と連携して空き家問題の解決に取り組んでいるところもあります。こうした業者は、社会貢献性も高く、公共的な信頼を得ていることが多いです。お住まいの地域の自治体のホームページなどで情報を探してみるのも一つの手です。

自治体からの紹介であれば、悪質な業者である可能性は極めて低いと言えるでしょう。地域の空き家バンク事業と連携している不動産業者なども、信頼できる相談先候補となります。

相談から現金化までの簡単な4ステップ

「不動産の売却」と聞くと、手続きが複雑で難しそうだと感じるかもしれません。しかし、空き家買取の流れは非常にシンプルで、専門家である業者がリードしてくれるため、あなたがやるべきことは限られています。大まかな流れを事前に知っておけば、さらに安心して進められます。

ここでは、最初の相談から実際に売却代金が振り込まれるまでの流れを、簡単な4つのステップに分けて解説します。このステップを理解しておけば、今何をすべきかが明確になり、スムーズに手続きを進めることができるでしょう。

ステップ1:無料査定を複数の業者に依頼

まずは、気になる買取業者に査定を依頼することから始めます。多くの業者が無料で査定を行っており、Webサイトのフォームや電話で簡単に申し込めます。この時、1社だけでなく、必ず複数の業者に査定を依頼する「相見積もり」を取りましょう。

複数の査定額を比較することで、あなたの空き家の適正な買取価格相場が分かります。また、各社の担当者の対応を比べることで、最も信頼できる業者を見極めることにもつながります。これが、高値売却と後悔しない業者選びの第一歩です。

ステップ2:現地調査と査定額の提示

簡易査定の後、業者の担当者が実際に物件を訪れて、建物の状態や周辺環境などを詳しく調査します。これを現地調査(訪問査定)と呼びます。室内の状況や土地の境界などを確認し、より正確な買取価格を算出するためです。

この現地調査の結果を踏まえて、業者から正式な査定額(買取価格)が提示されます。この時に、査定額の根拠についてもしっかりと説明を求めることが重要です。不明な点があれば、遠慮なく質問して解消しておきましょう。

ステップ3:売買契約の締結と必要書類の準備

提示された買取価格や条件に納得できれば、その業者と売買契約を結びます。契約書の内容をよく確認し、不明な点がない状態で署名・捺印しましょう。特に、契約不適合責任の免責など、重要な項目は念入りにチェックしてください。

契約と並行して、決済(引き渡し)に必要な書類の準備を進めます。登記済権利証(または登記識別情報)、印鑑証明書、固定資産税納税通知書などが必要になりますので、業者の指示に従って早めに揃えておきましょう。

ステップ4:決済と物件の引き渡しで完了

契約書で定めた日時に、決済が行われます。これは、買主である業者からあなたへ売買代金が支払われる手続きです。通常は、あなたの銀行口座へ振り込まれる形で行われます。入金が確認できたら、物件の鍵などを業者に渡して引き渡し完了です。

この後、所有権移転登記などの法的な手続きは業者が司法書士に依頼して進めてくれます。あなたは売買代金を受け取り、鍵を渡せば、すべての手続きが完了となります。これで、長年の空き家の悩みから解放されるのです。

まとめ:空き家の買取は信頼できる業者選びから

空き家を放置し続けることのリスクと、その有効な解決策である「買取」について解説してきました。買取は、スピーディーに、そして手間なく空き家を手放せる非常に便利な方法です。特に、遠方に住んでいる方や、すぐに現金化したい方には最適な選択肢と言えるでしょう。

空き家買取を成功させるための最も重要な鍵は、あなたの状況を理解し、親身になって対応してくれる信頼できるパートナー(買取業者)を見つけることです。この記事を参考に、複数の業者を比較検討し、後悔のない売却を実現してください。

空き家の買取に関するよくある質問

ここでは、空き家の買取に関して、多くの方が疑問に思う点や不安に感じる点について、Q&A形式でお答えします。初めてのことで分からないことだらけだと思いますが、事前に疑問を解消しておくことで、安心して手続きを進めることができます。

専門業者に相談する前に、基本的な知識を身につけておくことで、よりスムーズなコミュニケーションが可能になります。あなたの不安が少しでも軽くなるよう、分かりやすく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

どんなにボロボロの家でも買い取ってもらえますか?

多くの空き家買取専門業者は、雨漏りや傾きがあるような老朽化した家でも買取の対象としています。業者はリフォームや解体を前提として物件の価値を判断するため、一般的な不動産市場では買い手がつかないような状態でも問題ない場合が多いです。

もちろん、建物の状態によっては買取が難しいケースもありますが、「こんなボロボロの家は売れないだろう」と自己判断で諦める前に、まずは複数の専門業者に相談してみることを強くおすすめします。思わぬ価格で買い取ってもらえる可能性もあります。

査定を依頼したら必ず売らないといけませんか?

いいえ、その必要は全くありません。ほとんどの不動産買取業者が行っている査定は無料で、査定を依頼したからといって、売却しなければならないという義務は一切発生しません。あくまで、あなたの空き家がいくらで売れるかを知るための手段です。

提示された査定額に納得できなければ、もちろん断って問題ありませんし、無理な営業をかけられることも優良業者であればありません。安心して複数の業者に査定を依頼し、じっくりと比較検討してください。

遠方に住んでいても買取手続きは可能ですか?

はい、可能です。売りたい空き家と現在のお住まいが離れている場合でも、買取の手続きを進めることはできます。多くの全国対応の買取業者では、現地調査の立ち会いが不要であったり、契約手続きを郵送やオンラインで行ったりする対応をしています。

司法書士との面談が必要な場合も、出張サービスや、お近くの司法書士事務所で対応できる場合があります。遠方に住んでいることを理由に売却を諦める必要はありませんので、まずは業者にその旨を伝えて相談してみましょう。

買取にかかる費用には何がありますか?

買取の場合、仲介手数料はかかりませんが、その他の費用がいくつか必要になる場合があります。まず、売買契約書に貼る「印紙税」がかかります。また、所有権を移転するための「登録免許税」や、司法書士に支払う手数料も必要です。

さらに、売却によって利益(譲渡所得)が出た場合には、「譲渡所得税」や「住民税」が課税されます。これらの費用は、通常、売買代金から差し引かれる形で精算されることが多いです。詳しくは契約前に業者に確認しましょう。

自治体の空き家バンクとは何が違いますか?

空き家バンクは、自治体が運営する、空き家を売りたい・貸したい人と、買いたい・借りたい人を結びつけるための情報サイトです。あくまで情報の「マッチングの場」を提供するものであり、自治体が直接売買の仲介や買取をしてくれるわけではありません。

一方、買取は不動産業者が直接あなたの物件を買い取ります。そのため、空き家バンクのように買い手が見つかるのを待つ必要がなく、確実かつスピーディーに売却できる点が大きな違いです。早く確実に手放したい場合は買取が適しています。

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